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「冬のほたる」輝く 荒神山イルミ来月9日まで
2018年11月13日
辰野町の荒神山公園を彩るイルミネーションの催し「冬のほたる2018」が始まった。たつの未来館アラパ横の旧プール広場に、色とりどりのオブジェや蛍を演出した約1万球の電飾がきらめき、家族連れやカップルらが「いいね」などと眺めを楽しんでいる。
町観光協会主催。町内外の企業11社が赤や青などのLED電飾を使ったヘリコプターや乗り込めるショベルカー、スペースシャトルなどを出展。同協会も大城山に蛍が飛び交う「ど真ん中町」などを作り、ハートをかたどったイルミの前で写真を撮れるスポットもある。
10日夜に開幕し、町内の友達と訪れた岡谷市小井川小学校3年の女児(9)は「乗れるイルミがあって、蛍も飛んでるみたい」とうれしそう。母親(36)は「初めて来たけれどきれいだね」と言葉を返し「子どもが見るには楽しめますね」と話した。
催しは10回目を数え、ことしは会場を例年の芝生広場から移した。中谷勝明会長は「町を元気にしようと、アラパなどいろいろな団体と連携できた。夏と2回、足元でちかちかと光る辰野の蛍を見に来てほしい」と話した。
12月9日(日)までの午後5時半〜9時。入場無料。問い合わせは町産業振興課内の事務局(電0266・41・1111)へ。
(写真は、大城山と蛍で表現した「辰野町」などの作品が輝く「冬のほたる」会場)