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下諏訪で「北欧音楽祭すわ2018」開幕
2018年10月7日
諏訪地方ゆかりの世界的指揮者、故渡邉曉雄さんにちなむ「北欧音楽祭すわ2018」が6日、下諏訪総合文化センターで始まった。8日(月=祝日)までと21日(日)の全4日間、地元出身の演奏家らが出演し、北欧音楽などの魅力を伝える。
ことしのテーマは「北欧音楽祭すわ創立20周年に集う」。町制施行125周年の記念事業と位置付け、地元出身の音楽家や、育成を目指す若手の起用を主に音楽関係者などでつくる実行委員会が主催した。
初日は、下諏訪ギター同好会による演奏や「親と子どものためのコンサート」があった。コンサートでは町内4小中学校の合唱団や吹奏楽部の演奏で幕を開け、諏訪交響楽団のオーケストラ演奏などもあった。
このほか会場では、「北欧グッズの世界」コーナーを設け、本や雑貨などを販売。武井勇二実行委員長は「これまで協力してくれた人をたたえる構成。地元の秀逸音楽家の演奏に触れてほしい」と来場を呼び掛けている。
7日は午後3時から諏訪ホルンアンサンブルや、曉雄さんの長男でピアニストの渡邉康雄さん、ホルン奏者の大野総一郎さんが出演。入場料は一般1000円、高校生以下500円。
8日は午後3時からブラジル音楽の演奏が入場無料。21日は岡谷市の吉江忠男さんバリトンリサイタル。入場料は一般1000円、高校生以下500円。問い合わせは同センター(電28・0018)へ。
(写真は、諏訪交響楽団などが出演した親と子どものためのコンサート)