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茅野市運動公園国際スケートセンター愛称募集

2018年5月3日

スケートセンター
 茅野市は2日、市運動公園国際スケートセンターの愛称募集を始めた。平昌冬季五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒選手(豊平出身)にちなんだ呼び名を付け、功績を後世に伝えるとともに、ジュニア選手のモチベーションアップや利用者増につなげたい考えだ。
 同センターは1989年に開設。小平選手は国際規格の屋外400メートルスピードリンクで幼少期から中学時代まで練習を積んだ。愛称を付けることは3月の祝賀パレードの際に本人に打診して快諾され、日本オリンピック委員会(JOC)や日本スケート連盟、所属する相澤病院からも承諾を得た。
 柳平千代一市長によると、小平選手は「名前が入るなら『小平』より『奈緒』がいい」などと話し、提案を喜んでいたという。同センターの昨季の利用者は延べ約3万5800人で、オープン当初と比較すると6万5千人余の減。柳平市長は「愛称で今まで以上に愛着が生まれ、多くの子どもたちが来てくれるようになれば。名前にふさわしい施設整備にも取り組みたい」としている。
 募集は11日(金)まで。選考基準は、小平選手がイメージでき、語呂が良く、親しみやすいことなど。審査は市で行い、小平選手の講演もある8月1日(水)の市制施行60周年記念式典で発表する。採用された人には記念品を贈る。
 応募は1人1点。窓口は市役所2階地域戦略課。愛称、意味・理由、住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢(児童、生徒、学生は学校・学年を併記)、電話番号を添え、はがきやファクス、メールで送るか、直接持参する。問い合わせは同課(電0266・72・2101、内線232)へ。(写真は小平選手が幼少期から練習を積んだ市国際スケートセンターの400メートルリンク)