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麦草峠でメルヘン街道開通式

2018年4月20日

メルヘン街道
 昨年11月16日から冬季閉鎖していた茅野市北山千駄刈—小海町千代里のメルヘン街道(国道299号)13・8キロは、19日に通行止めが解除された。ちの観光まちづくり推進機構、小海・佐久穂両町の各観光協会でつくるメルヘン街道協議会が、標高2127メートルの麦草峠で第33回開通式を行い、観光シーズンの幕開けを祝った。
 関係者ら約200人が出席した式典で、ちの観光まちづくり推進機構の宮坂孝雄理事長は「今月には中部横断自動車道・八千穂高原インターが開通し、北関東方面からのアクセスが良くなることで、観光客も増加すると予想される。春はまぶしいばかりの新緑、夏は涼しい中でのハイキングや登山、秋は華やかな紅葉を堪能してほしい」とあいさつした。
 続いて茅野市豊平保育園など3市町の保育園児、県PRキャラクター「アルクマ」など4体のご当地キャラと一緒に、テープカットやくす玉割り。開通後は園児が乗ったメルヘン街道バスを先頭に、イタリア車のオーナーズクラブ会員の愛車約20台が通過し、手を振る参加者にクラクションで応えていた。(写真は晴天の下でテープカットやくす玉割りをする参加者)