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シャトルバス運行始まる 長谷駐車場〜分杭峠
2018年4月13日 全国的に知られるパワースポット、伊那市の分杭峠で、麓の長谷の駐車場と峠を結ぶシャトルバスの運行が始まった。県内や中京圏、首都圏などから連日多くの観光客らが訪れ、にぎわいをみせている。
分杭峠は日本最長の断層地帯である中央構造線の真上に位置し、エネルギーが凝縮している「ゼロ磁場」とされている。「気」を求めて訪れる人は、豊かな自然も堪能しながら和やかな時間を過ごしている。
シャトルバス乗り場は、零磁場ミネラル工場手前の粟沢駐車場に開設。分杭峠まで標高差約600㍍を12分程度で結ぶ。同駐車場の始発は午前8時、終発は午後3時。分杭峠の始発は午前9時15分、終発は午後4時。乗客数によって30分〜1時間間隔で運行している。
料金は往復650円。10リットル以上の水用タンクは座席が必要なため、1人分の料金がかかる。1席2個まで。10リットル未満のタンクで足元に置ける場合は1人1個まで無料。シャトルバス利用以外の人からは「環境整備協力金」として1人300円徴収する。
高遠城址(じょうし)公園では桜が散り始めており、関係者は「14、15日の週末はまだお花見が楽しめると思う。分杭峠のゼロ磁場にもぜひ足を運んでいただきたい」と話している。(写真は、粟沢駐車場でシャトルバスに乗り込む観光客ら)