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横河川沿い 桜の「花回廊」
2018年4月7日 岡谷市の横河川沿いに連なる桜が見頃を迎えた。河口側から2・6キロにソメイヨシノなど約400本が続き、大きく張り出した枝が作る桜のアーチの下を人々が行き交う。
基準木が昨年より2週間近くも早く咲きだし、市は2日に開花宣言。2016年の4月5日を抜き、近年では最も早い。上流へと開花が進み、わずかに薄桃色の桜花が両岸に広がる。
6日は昼すぎまで薄曇りが続き、家族連れや仲間同士でのんびり歩きながら花見を楽しむ姿が見られ、春本番を実感していた。諏訪市大手から訪れた男性(69)は「ここ5年ほどずっと来ている。ここは並木の距離が長くて見応えがあっていい」と話していた。
市観光協会はこの日、ロマネット駐車場の一画に土産販売店を設置。きょう7日午後から営業を開始する。例年通り小井川、西堀両区が花見電灯を設置し、夜桜見物も楽しめる。天気予報だと8日(日)にかけて気温が下がるが、大きな崩れはなさそう。
(写真)ほぼ満開を迎えた「花回廊」の下を行く人たち