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諏訪理大で公立化初の入学式
2018年4月7日
公立諏訪東京理科大学は6日、2018年度入学式を同大で開いた。全国から集まった公立化1期生342(男子315、女子27)人が地域の期待に背中を押され、夢に向かって進むことを誓った。
新入生を代表し、機械電気工学科の学生が「夢をかなえるために、宇宙に関して基礎から学びたい。美しい自然の中で多くの友人をつくり、大学生活が実りあるものとなるように努力する」と決意を述べた。
同大は諏訪6市町村を母体に、1日に公立大学として開学した。本年度の志願者数は前年度の1・5倍となる2370人。学部入学者の内訳は情報応用工学科182人、機械電気工学科160人。大学院は修士課程5人、博士課程1人。
諏訪地域の高校出身者は14人と例年並みだったが、国公立志向の高い中京圏の入学者が増えるなど県外者比率が73・4%に達した。河村洋学長は「きらきらとした目の学生が全国から集まってくれた。期待に応え、世界に羽ばたく学生を育てていきたい」と抱負を話した。(写真は公立大学1期生を迎えた入学式)