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白樺湖で駅伝合宿2大学が植樹
2017年8月30日 白樺湖活性化協議会(会長・柳平千代一茅野市長)は29日、白樺湖周辺で駅伝合宿をしている大学関係者との記念植樹祭を南側の湖畔で行った。東海大、山梨学院大の監督と選手代表を招き、高さ約2メートルのハウチワカエデ1本を植えた。
同協議会は、茅野市と立科町にまたがる白樺湖周辺の観光関係者などで構成。これまでも夕食会などで選手と交流してきたが、「この地で合宿したことを、いつまでも忘れずに心にとどめてほしい」と初めて植樹を企画した。
式典で柳平市長は「今後も監督、選手の声を聞き、より良い練習環境を整えていく。木がすくすくと大きく育っていくのと同じように、各チームも毎年レベルアップして頂点を目指してほしい」、山梨学院大の上田誠仁監督は「良い環境で準高地トレーニングを積めるのは、人の思いやりがあってのこと。おもてなしの心を受け止め、箱根路に向けて力を蓄えていきたい」とあいさつした。
差し入れとして茅野市の水道原水(天然水)ペットボトルを受け取った東海大の春日千速主将は「この地で強くなって優勝したと言えるように頑張りたい」、山梨学院大の上田健太主将は「箱根の予選では、この地で強めた力を発揮したい」と決意を述べた。
植樹場所は、茅野市の白樺湖温泉すずらんの湯とフィッシングセンターの中間地点。参加者が一人ずつ根元に土を掛け、大きく成長することを願った。
(写真は湖畔で植樹を行う関係者ら)