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涼感誘うサマーイルミ 下諏訪で開幕
2017年7月25日 本年度の「しもすわサマーイルミネーション2017」が、開幕した。会場の下諏訪町の赤砂崎公園多目的広場には、植物をはわせる日陰棚「パーゴラ」への青色の発光ダイオード(LED)を中心に約7万個が飾り付けられ、一帯に涼感を醸し出している。点灯は9月4日(月)まで連日で、午後7時〜10時。
地域のにぎわい創出を目的に、町が計画し、3年目。諏訪湖で毎日花火を打ち上げる「サマーナイトファイヤーフェスティバル」に合わせ、湖畔に見に来た人をイルミ観賞に誘導することも狙って、この時期に計画している。
1周約200メートルのパーゴラには、上部、左右を覆うように電飾を施し、「光のトンネル」を演出し、中に入って歩いてもらう。広場正面にはゲートを設置。中央部の見晴らし台へ向かえるようにして、大型浮世絵のパネル作品を観賞できるようにした。
点灯式は23日夜行い、町や観光協会、小学生など関係者約40人が出席。小学生は事前に作ったLEDランタンを持参し、彩りを加えた。カウントダウンでスイッチを入れると、一斉に光がともり、幻想的な雰囲気に。来場者たちは歓声を上げながら、周囲を歩いた。
出席した女子児童(9)は「いろいろなのがあってすごいし、わくわくする。友達を誘ってまた来たい」と何度も会場を回り、満足そうだった。青木悟町長は「多くの皆さんに来て、楽しんでもらえれば」と、夏の風物詩になることに期待を寄せた。
関連イベントとして、諏訪湖観光汽船はイルミと湖上花火を観賞できるクルージングを計画している。問い合わせは同社(電52・0739)へ。
(写真は、青色を基調にした電飾が施され、涼しげな雰囲気が広がるイルミ会場)