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岡谷らしい名刺で活動アピールを 高校生まちづくり会議が製作

2025年4月23日


 岡谷市内に在住、在学の高校生有志でつくるまちづくり会議「Voice of AOHS」は、本年度の活動で使うオリジナル名刺を作った。「岡谷らしさ」を意識し、自然風景や同会議が製作に関わったモニュメントなどをデザインに取り入れた。活動の中で出会う人に手渡し、活動や岡谷のアピールにつなげていく。
 名刺を作るのは初めてで、イベント参加時などに多くの人に取り組みを知ってもらおうと思ったのが切っかけ。昨年10月から構想を練り始め、表面は諏訪湖と八ケ岳、白鳥、「OKAYA」の文字を題材に、撮影スポットとして製作したモニュメントを入れた。裏面は写真共有アプリ「インスタグラム」のAOHSのアカウントを掲載したQRコードを入れ、200枚が完成した。
 同会議は2018年に岡谷東、岡谷南、岡谷工業の3高校の生徒有志で結成。より魅力あるまちづくりを目指すため、23年度に市内在住の高校生まで参加対象を広げた。月1回、岡谷市をテーマとした企画や情報発信を中心に活動する。昨年度は11人が参加して、市内で開かれたイベントのスタッフ、SNS(交流サイト)用の写真撮影、諏訪湖周一斉清掃、市役所イベント広場をイルミネーションで装飾するなどの活動に取り組んできた。
 名刺は昨年度最後の活動となった3月の定例会でお披露目。岡谷南高の生徒(17)は「岡谷の魅力を伝えたいと思い入会した。これまで以上に各校が連携してまちを盛り上げていきたい」、3月で同校を卒業した生徒(18)は「高校生でこんなに貴重な体験ができると思っていなかったので、関わった方に感謝したい。メンバーと活動できたことは忘れないと思う」と話した。
 (写真は、完成したオリジナル名刺を披露する活動メンバー)