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蓼の海で釣り解禁 大物狙う「大会」も

2025年4月14日


 諏訪市の高見山麓にある蓼の海公園で13日、今季の釣りが解禁された。初日は、釣った魚の最長寸を競う恒例の「フェスティバル釣り大会」が開かれ、老若男女の太公望が引きの感触を楽しみながら大物を狙った。
 主催する諏訪疑似餌釣協会によると、同園は1971年に開場し、管理釣り場としては日本最古。大会は当初から続けている。前日に約40〜60センチのニジマス300キロを放流して、参加者を迎えた。
 解禁を心待ちにしていた県内外の50人が訪れ、釣り池を囲むように陣を取った。釣り針に仕掛けを結び、沖へ向かってさおを振り投げて当たりを待ち、魚がかかると笑顔で糸をたぐり寄せて釣果を喜んだ。
 昨年に続いて2回目の参加という茅野東部中学校2年の生徒(13)は「魚がかかる瞬間の重みが病みつきになる。午前中にもう一匹は釣りたい」と意気込んだ。同協会の三井博登会長(70)は「男女関係なく楽しめるのが釣りの魅力。自然を感じながら楽しんでもらいたい」と話した。
 今季の営業は11月30日(日)まで。
(写真は、釣りを楽しむ参加者)