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馬頭琴や伝統料理楽しむ バラクラ35周年開園祭とモンゴルフェス
2025年3月22日
ことし開園35周年を迎える茅野市の英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」で21日、周年記念の開園祭が始まった。同園や近隣施設の関係者が集まり、節目を祝ってテープカットを実施。併せて開幕した「モンゴルフェスティバル2025」(〜23日)の一環で、同国の伝統楽器・馬頭琴の演奏や伝統料理を楽しんだ。
同園は1990年に開園。開園祭期間(〜4月6日)は県民の入園を無料にしている。現在はスノードロップやクロッカスなど6、7種類の花が咲き始めているという。
山田裕人同園代表の妻で同園取締役のアリアナさん(モンゴル出身)の縁で、毎年開くモンゴルフェスも内容をより充実させ、蒸し料理「ボーズ」など現地料理を提供するほか、アリアナさんの父でモンゴル大統領特別賞受賞の写真家バヤル・バルガンツェレンさんが同国内で撮った写真を展示。きょう22、23(日)両日は、馬頭琴奏者で、同国の伝統歌唱法「ホーミー」演奏家のアマルジャルガル・ドルギオンさんらの演奏会を開く。いずれも午後1時半開演。料金は1000円(全席自由席)。
式典では、アリアナさんと同園オーナーのケイ山田さん、駐日モンゴル大使館のアルザフグイ・デルゲルマー公使参事官、県観光機構の佐藤啓介専務理事がテープカットを行い、ドルギオンさんが演奏を披露。山田代表はあいさつで、開園35周年とドルギオンさんによる同園での演奏10回目を記念して「モンゴル政府関係者に出席いただいた」と感謝し、日本とモンゴルの友好発展を願った。
(写真は、開園35周年を祝いテープカットを行う関係者)